2019年12月29日 ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)解体
<頭を落としたところ>
昨日釣ったビンナガマグロを解体しました。
船長が船上でハラワタとエラをとってくれているので、
とても楽です。
ビンナガの特徴の長い胸ビレを
硬い皮と、まとめてわせて削ぎ、
そのまま頭を落としました。
カマは、分離してません。
<1/4カット>
腹側の片身を取り出しました。
<中落の回収>
中落を回収しました。
背側と腹側を包丁で分離する際、
横たえた身体の垂直方向に、骨と血合いがあります。
不要につき、身を取り出す際、
あらかじめ2条の切り込みを入れたので、
1cmくらいの間隔で2本包丁跡があります。
こうしておくと、
出来上がった身に血合いが少なく、保存しやすいです。
<半身完成>
片側をブロック状にしました。
<ラップでくるみ冷蔵>
ラップに包んで、冷蔵します。
手の熱が伝わらないように、手早く行います。
冷蔵庫に入りきらないので、
クラーボックスに昨日の氷を敷き詰め、
スノコをおいて、その上に並べました。
<大トロ?>
本マグロなら、オオトロに当たる部分ですが、
小型のビンナガマグロには、
真っ白になるようなアブラ身はありません。
<白みがかった身>
本マグロやキハダマグロのような真っ赤な身ではなく、
全体的に少し白みがかった身でです。
<中落ち大量>
魚をおろすのが下手なので、
ナカオチが大量に発生します。
<中落ち丼>
かなりおいしいです。
冷凍にしていない生のマグロ類は、
とにかくおいしいです。
本当は、あと2日は寝かせたいところですが
待ちきれません。
<山芋トロロのせ>
ヤマイモが合います。
<サシミ>
刺身は、マグロっぽくなく、
いかにもビンナガですが、かなりおいしいです。
あと2日以上寝かすと、更においしくなります。
<ヒオウギガイ(桧扇貝)>
昨日、船長にいただいたヒオウギガイ(桧扇貝)は、
素焼きにしました。
<貝汁>
貝汁をおいしいおいしいといって、
すすっていました。
中学生ですが、味覚はおっさん系です。
<食後のカードゲーム>
家族4名で、
ビンナガマグロを1/4、おそらく2Kgくらいたいらげ、
おなか一杯になりました。