2021年11月06日 キハダマグロ72Kg①
<キハダマグロ72Kg>
伊勢志摩へジギング釣行し、
大きなキハダマグロが釣れました。
終日、北東風7m、潮は北東→南西への流れ。
<朝一番>
00:00 起床
01:00 自宅出発
01:30 S君と合流
04:50 到着、準備
05:30 乗船
06:00 出港、船中仮眠
06:50 漁場到着、釣り開始
08:05 ヒット
<ヒット後3分経過で、同船者が見学状態>
釣り開始後、1時間ほどでバイト。
釣り開始後1時間ほど経過し、
周辺に15隻ほどジギング船が見える中、
全体で数回ヒットがあり、
キハダが1本上がったと話していた。
船長の指示ダナは水深70~100m。
いつも通り、更に深い層を狙い、
最初に270mラインを出して、
推定水深200mまで落とす。
20mほど巻いたところで、
ゴソゴソとした不明瞭なアタリ。
<やり取り中>
大きく巻き合わせを1回行うもすぐにテンションがなくなる。
他の人とお祭り(糸がらみ)も想定され周囲に声を掛け、
沖サワラのラインブレークも考えられたが、
食い上げの可能性があり全力でリールを巻くも
テンションがかからない。
それでも50mほど巻き上げて、
ラインブレークかとあきらめかけた時、
ラインにわずかに重みが戻り、食い上げと確信。
更に20mほど巻くと、
わずかな重みと小魚がついているような違和感となり
大きく巻き合わせを入れる。
すると魚が反転したようで、ラインが一瞬で20m以上引き出される。
ドラグを少し強めると、魚が止まる。
根掛かりしたような状態となったところで、
更にドラグを締めて全力でフッキングを5回入れる。
するとズルズルと10mラインが出されるも、
止まったところで、更に5回大きく合わせを入れ、
十分にフッキングが決まったことを確信する。
この時点で、船長が同線者に道具を上げるよう指示する。
<綱引き>
昨年の同時期、ライン残が少なくなり、
フルドラグでのやり取りとなってラインブレークしたことが頭をよぎる。
ライン残が100mを切っていることから、
ドラグを限界近くまで締め、
スプールに指をあてて強引に巻き取りに入る。
<全身で綱引き>
大型のキハダマグロと思われ、
ロッドの反発でのポンピングでは厳しい。
ロッドとラインを一直線にして、
海面に上半身を乗り出し、
全身で引っ張る綱引きポンピングで、
グイグイとマグロを寄せる。
<最後は船の先端>
5.5ftのショートロッドで、
マグロが旋回に入った際、
船側のチェンバーでのラインブレークが怖い。
船長は揺れの少ない胴でやり取りするよう指示するも、
ラインブレークの恐れありと言って、
船の先端へ移動。
ライン残は120m前後。
先端で7回ほど20mほど巻き取っては出される状態となる。
感覚的に同じ水深で一進一退を繰り返していると感じていたが、
実はこの間に50mほど詰めていた。
同じ水深で膠着状態となるとマグロは体力を回復するため、
勝負をかけてスプールを押さえて強引に120mから浮き上がらせると決心する。
ぐんぐん距離を詰め、
そろそろ膠着状態となりやすい60~70mかと思っていると、ギラっと魚体が見える。
先端で一進一退と思っている間に120mから50mほど詰めていた。水深70mから更に50m強引に上げてきていて、
残り20mであることに気づく。
<マグロが旋回中>
船長にあと20mでマグロが旋回に入ったことを告げる。
ギラっと見えたマグロの姿は、見たことがないほど大きい。
走られては厄介と判断し、
スプールを強く押さえ更に強引に巻き取りつつ、
走られてもいいようにドラグを僅かに緩める。
ラインが船体に触れてラインブレークしないように
船の反対側に入るときは身を乗り出し耐える。
船の先端に移動していて正解であった。
<旋回半径が大きい>
3回、少し走られるも耐えて、
魚体が完全に見える状態で旋回する。
魚体はかなりの大型で、
船内でも驚きの声が上がる。
<フィニッシュ>
最後は空気を吸って完全に浮かし、
モリを打ちやすいところへ誘導する。
<モリ打ち成功>
船長のモリが決まる。
<ギャフ準備>
同行のS君にギャフをお願いする。
<ギャフ難攻>
他の同船の方もギャフを手伝うも、
馴れていないためうまくいかない。
急いでロッドおいて、ギャフをとってきて、
自分でもギャフ入れ成功。
(画像の一番奥)
<重い>
重いです。
<しんどい>
自分も一番奥で頑張ってます。
<船内へランディング成功>
無事あがり、歓声が上がりました。
ご協力ありがとうございました。
画像の時刻を見ると、ヒットからギャフ入れまでで、
約16分でした。
<大きいです>
改めて船上で見ると、
これまで見たキハダマグロの中で一番大きく、
良く肥えています。
<血抜き準備>
船長が手早く血抜きを準備しています。