2019年12月28日 ビンナガマグロ(トンボ・ビンチョウマグロ)2本
<これは2本目14.4Kg>
2週間前のキハダのキャスティングは、
シーズン外れでした。
その際釣れていたビンナガマグロ狙いで、
乗合船に乗船しました。
当地の伊勢志摩では、トンボと呼びます。
ランディング時、泳いでいるのを上から見ると、
確かに長いヒレがトンボのように見えます。
年末スキージャム勝山を泊まりで予定していて、
直前まで降雪を期待していたのですが、
雪が積もらず、断念しました。
雪がないため、ホテルはキャンセル料不要とのことで、
ホテルも厳しい中、ありがとうございました。
<釣れた直後のビンナガ>
この日は、05:30集合で、
集合後、すぐに出船して1時間ほど走りました。
300m~400m以深の掛け上がりの上がポイントで、
北風10mほどの強風の中、
かなりのスピードで船が流れる状態でした。
ジャンケンが2位で、船首のお立ち台を選択しました。
開始後1時間ほどで、
船尾付近の同じ人がカツオを2本連続で獲り、
更に同じ人が船中1本目のビンナガを釣り上げました。
その直後に、ジグを水面からピックアップする際に、
カツオらしき魚が水面でアタックしてきましたが、
フックアップしませんでした。
更にその直後、隣の人が水深30mくらいで、
ドラグを鳴らしてヒット。
魚が見え出したところで、
仲間のだされたネットがラインに触れ、
惜しくもラインブレークしてしました。
<船長がエラとハラワタを抜いてくれます>
船中でビンナガマグロが4本あがったところまで、
ヒットしている人は皆、
200g前後のシルバー系ショートジグ、
フォールを入れたスローなアクションでした。
<キラージグ EZ 42 170g>
ドカットの中を適当に探すと、
20年物のEZ42の170gが目につきました。
真似っこで、メタルジグをチェンジして、
フォールを大きく入れるアクションに
替えた直後にヒットしました。
船が強風で流れていて、2回上層まで巻き上げ、
3回目、ラインを150mほど出して、
50mほ巻き上げた、推定水深70mくらいで、
フォールを大きく入れた際に違和感を感じて、
リールをぐるぐると15mほど巻き合わせすると、
ようやく重みが乗る、
典型的な食い上げのあたりでした。
<1本目は10.15Kg>
やりとりしていると、追加で船中4名がヒット。
群れが通過した1本目のヒットで、
魚にスイッチが入ったようです。
4名右の方のラインとクロスし、
2回巻いているので外そうとしていると、
魚が走り、申し訳ないことに、
先方のラインがブレークしてしまった。
その後は、魚をリフトアップして水深が浅くなると、
マグ特有のぐるぐる回りをしながら、
ゆっくりと上がってきて、ネットインしました。
<迫力不足>
あまり大きくないので、
記念撮影はカツオのようでした。
その後、12:00頃に船中5名ヒットがあったものの、
お祭りを避けて、すぐに上げたので、
同時ヒットに乗れませんでした。
5本中、3本が上がり、残り2本も見えてきたので、
船首で投げ気味にジグを投入し、150mほど沈めて、
期待しながらしゃくり上げましたがノーヒットでした。
<2本目が上がったところ>
もう一度、ジグを沈めて、
推定水深70mくらいまでシャクリ上げたところで、
やはりフォールアクションの直後にヒット。
ラインが強風でカーブしていることと食い上げのため、
巻き合わせしてももぞもぞとあまり重みがなく、
雑魚がかかっているような感触の中、
20mほど巻き合わせをすると、ようやく重みが乗り、
フッキングを入れ直してからドラグを少し緩めました。
先の2本のランディングに手間取っているようで、
まだやり取りしてたため、
ラインを巻き上げずにテンションを掛けたまま遊ばせて、
ラインクロスを避けて、
時間つぶしを5分ほどおこないました。
先の2本が無事に上がったを見届けて、
ドラグを締めて、一気に巻き上げようとしたところ、
1匹目より重量感があり、3回ほど突っ込まれました。
その後、ぐるぐる回りながら上がってきて、
無事にランディングに成功。
<抱っこで記念撮影>
丸々と良く超えた個体で、
長さ105cm、ハラワタ抜きで14.4Kgと、
この日の船中最大魚でした。
昨年のキハダマグロ以来、
久しぶりに抱っこで撮影しました。
この魚のヒットが船中最後のヒットとなり、
その後はヒットなく、北
風がさらに強くなった15:00ころに、
撤収状態で沖あがりとなりました。
<船中14本>
船中8名でトンボ14本、カツオ3本、
3本×2名、2本×2名、1本×4名と全員ヒットの
良い日にあたりました。
<船中最大魚>
どんぐりの背比べで、運の結果ですが、
船中最大魚はうれしいものです。
<検量>
船長が重さをはかってくれます。
ハラワタは、
おなかの包丁跡から、きれいに抜かれています。
<2本目>
船中、
8~10Kg前後が10本、13~14Kg前後が4本でした。
<更にお土産>
道具を洗い、帰り支度をしていると、
船長がヒオウギガイ(桧扇貝)をくれました。
色とりどりのとてもきれいな色の貝でした。
船着き場横のイカダに、吊るして育てているようで、
引き上げて、その場で袋に入れてくれました。
1日楽しませてもらったうえ、
お土産までいただきありがとうございました。
<大王崎の氷>
魚は、尾びれを折り曲げても、
2本で大型クーラー満タンとなり氷が入りません。
念のため持ってきていた、
キハダマグロ用の巨大発泡スチロールの箱に入れました。
船では氷が不足していましたので辞退し、
帰路、大王崎の製氷機で氷を購入しました。
500円で25kgの表示でしたが、
30Kg軽く超えた大量でした。
10年以上落ちの車のカーナビには載っていない、
松阪~津北部に抜ける快適な高架の道を通って、
奈良の実家で食事をとりながら、
下道を4.5時間かけて帰宅しました。
片道210Kgと、普通に通える距離で、
簡単にマグロ類が釣れるので、
しばらく通ってみようと思いました。