2018年08月28日 沖縄旅行36(嘉数高台公園 帝国陸軍のトーチカ)
<帝国陸軍のトーチカ>
普天間基地の見える展望台のある、
嘉数高台公園に立ち寄りました。
ここには、
沖縄線当時の帝国陸軍のトーチカが残っています。
<公園の入り口>
公園の入り口には、
沖縄戦時の弾痕が展示されています。
<説明>
当時の弾痕の残るコンクリートの壁を、
この場所に移設して、保存展示しているとのことです。
<説明の拡大>
のどかな村が戦場となったことが記載されています。
<移設した壁>
赤で囲われた部分が移設されて、展示されています。
<中に銃弾が残ってます>
弾痕のひとつです。
中に銃弾が残っています。
対人用の鉛ではなく、鋼鉄のようにみえます。
5mm~7mmくらいです。
<階段>
階段を上ると、
普天間基地を望むことができる展望台があります。
<トーチカ>
丘の頂上付近にトーチカがあります。
現在残っているトーチカは、この丘では1つですが、
以前はあちこちにあったようです。
<見通しが効かない?>
現在は、植物でうっそうとしていますが、当初は偽装した高台の陣地だったと思われます。
その後、砲爆撃で植物が無くなったように想像します。
<前は岩のよう>
銃眼の見える前面は、岩のようです。
もともとの偽装に、
砲爆撃による破損が重なったのでしょうか。
<銃眼>
中では立ち上がった位置ですが、
外からは足元になります。
<中の様子>
<フラッシュ>
<裏側>
<陣地壕の入り口>
中は、残念ながら雨水がたまっていて、
入れませんでした。
せまい入り口から撮影しました。
フラッシュをたくと、こんな感じです。
べトンに鉄柱が入っていることがわかります。
裏側です。
入るには匍匐前進が必要です。
トンネルを掘って、陣地をつないでいます。
上記とは別のトーチカなどにもつながっていたようです。
砲爆撃に耐えるために、
地下に潜って抵抗した様子が想像されます。
<説明>
中は折れ曲がったり、盲腸のような部分があるようです。
爆風を避けるための掘り方です。
今は平和なトーチカには、
当時、日本側には貴重な、重機関銃などが配備され、
日米の多くの将兵が亡くなったことと思われます。