2018年08月28日 沖縄旅行33(ぬちしぬじガマ)
<ぬちしぬじガマ>
うるま市の洞くつに着きました。
「ガマ」とは洞くつのことで、
至るところに「ガマ」が存在します。
この「ぬちしぬじガマ」は、
<CAVE OKINAWA>
受付です。
洞くつの名前は、CAVE OKINAWAと書かれています。
名前はもともとの「ぬちしぬじガマ」の方が、
どう考えてもよいと思います。
「ぬちしぬじ」とは、
命しぬじという、命をしのいだ、
「ガマ」洞くつという意味です。
<木にぶらさがったブランコ>
受付の横に、
木にぶら下がった素敵なブランコがありました。
入場料は、大人500円、こども300円です。
駐車場は無料です。
<洞くつの図です>
洞くつの地図の看板です。
お客さんは我が家の4名だけです。
受付の方が入り口までついてきて、
電気のスイッチを入れてくれました。
戦時中、この洞窟に避難した人々は、
全員、命が助かり、
「ぬちしぬじガマ」という名前の由来に
なっているそうです。
<入口付近>
入り口付近はとても狭いです。
奥まった山にあり、戦時中、
米軍に発見されなかった理由の一つかと思います。
<大きな空間>
1つ目の空間です。
戦時中、大勢の人が避難し、
収容できたことが想像できる、
ホールのような空間です。
<通路>
また狭くなっています。
通路状のところを通ります。
<奥は結構広い>
結構広いです。
沖縄では、
玉泉洞の次に広いというだけのことはあります。
また大きな空間にでました。
<紅いほう>
紅白岩と案内された、
赤と白の大きな鍾乳石が、
大広間の入口と出口の上に垂れ下がっています。
<白いほう>
白いほうの鍾乳石です。
こちらもかなり大きいです。
<記念撮影>
貸し切りなので、
セルフシャッターで記念撮影をしました。
戦時中は、
このような舞台上のテラスや立派な通路もなく、
真っ暗な中、多くの人、
が詰め合って避難していたかと思うと、
いといろと考えるところがあります。
もう1枚、フラッシュをたいて、記念撮影しました。
<紅白岩の案内>
紅白岩の案内版です。
<出口方向へ>
大広間からは、また狭い通路状のところを通ります。
立派な鍾乳石が続きます。
黄金岩と名付けられた、大きな鍾乳石です。
庫の鍾乳洞の鍾乳石は、覆いもなく、
そのまま触れることができます。
黄金岩の案内版です。
<もう1枚>
上部方向は天井が高く、かなり大きな鍾乳石です。
<キラキラ岩>
キラキラ岩です。
なにかキラキラしています。
<キラキラ岩の案内>
キラキキラ岩の案内版です。
通路はとても良く整備されています。
少し前までは、ガイドがついて、
ヘッドランプを付けて、
探検状態でしか見学できなかったそうです。
とても見ごたえのある洞くつです。
お客さんが我が家4名だけだったのは残念です。
出口は、
天井から、ハート形に外の明かりが入ってきます。
出口です。
現在は、きれいに草などが刈り取られて、
階段もかかっていますが、
戦時中は、地元の人しか知らない入口だったのだ
と思います。
もっと、観光客を呼べる実力のある洞くつです。
まずは、ネーミングをCAVE OKINAWAから、
ぬちしぬじガマに戻し、
その由来を示すことが必要かと思います。
<駐車場への道>
森の中の小径を下りながら歩きます。
<結構下ります>
暑いです。
<天然記念物のオカヤドカリ>
道路を大きい目のヤドカリが歩いていました。
持ち上げると殻から出てしまったので、
急いで殻を与えると、殻にはいりました。
<やどかり森の中へ>
ヤドカリが、トコトコ歩いています。
のんびりしています。
これでは、自動車にはねられそうです。
道路わきに草むらへ消えていくまで、見守りました。