2014年01月27日 周参見マグロ釣り(29.8kg) ★1匹だけど竿かしら★

紀伊半島沖で29Kgが釣れました(すさみ)>
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今年も周参見の第八大洋丸で予約しました。
6時に出船して、13:30頃にようやく釣れました。
29.8Kgで自己最高記録でした。
 
写真の映りが悪いですが、
おなかもパンパンの立派な魚でした。
 
魚種はビンナガマグロ(備長マグロ)です。
胸ビレが体の3/4くらいまでの長さです。
 
 
 
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出船後1時間ほどでポイントに到着です。 
今日は黒潮が沿岸によっているので、
陸が近くににみえます。
黒潮の端でも水温は20度近くあります。
 
ルアーをキャストするナブラを発見するまで、
ひたすらトローリングです。
 
皆はshibukiを使用しますが、
私はシーバスハンターです。
 
 
 
<同船者ヒット>
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1回目のトリヤマナブラで、
同船者が24Kgのビンナガを仕留めました。
 
マグロ釣りは初めてだそうですが、
他の釣りをされているようで、な
れたロッド操作で問題なく取り込まれました。
 
タックルは1セット15万円くらい?の高級品で、
私の1セット2万円(ライン込み)とはえらい違いです。
 
 
 
<またヒット>
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同じ人が、キハダの13Kgをヒットさせました。
マグロ初めてで、2匹ゲットとはすばらしいです。
 
 
<ようやく釣れました>
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私も、うるめイワシのボールで、
13:30頃にヒットし、
10分くらいかけて取り込みました。
 
それまで、
ボイルに投げ込んでも一回水柱があがっただけで、
あまりにもヒットしないので、
マグロ用ではなく、
カツオ用のライトタックルに変えたとたんの
ヒットでした。
 
一気に船の真下へ走りましたので、
フッキング後に、
ドラグを5Kgくらいに緩めて走らせてから、
やり取りに入りました。
 
ラインはリーダーが50lb、
道糸が3号が40mその下は2.5号のヒンシュクものの
ライトタックルで、カツオのナブラ用に用意していた、
普段ハマチ用に使用しているものです。
 
最初、全部で80m程ラインが出ましたので、
2.5号でやり取りすることとなり、
ヒヤヒヤしました。
 
糸が細いので、ポンピング時は、
ドラグを強い目(8Kgくらい)で引っ張り上げ、
走られるときはすぐに5Kgくらいに戻し、
久しぶりにドラグをいじりながらの
やり取りとなりました。
 
ギャフ入れの寸前で40mほど走られ、
また、2.5号になったときは更にヒヤヒヤしましたが、
そ知らぬ顔で、
MCワークスのNB565HSのロッドの弾性を利用した、
ポンピングをおこないました。
短い竿で魚を掛けたことは幸いでした。
 
 
普段の魚の取り込みは、
魚種にかかわらず普通の人よりもかなり早く(※)、
初めての船ではいつも注意されるほどなのですが、
今回はタックルが軟弱でしたので、
普通の人並みに時間が掛かりました。
 
今度があれば、
専用タックルで3分か5分くらいで、
強引に取り込んでみたいものです。
 
私の釣りのモットーは、
「60Kgを越える人間がその半分以下の重さの魚に
力負けするわけがない。
ドラグを締めて全力を出すことがつりの楽しみの一つ。」
です。
人に押し付けるつもりは全くありません。
 
 
※むかしむかし、
 まだインターネットも普及していない頃の大昔、
 琵琶湖の某大きな大会で、
 バスのロクマルを掛けてから、
 5秒くらいでランディングしたことが雑誌に載り、
 電撃ランディングとして知る人ぞ知るところと
 なりました。
 
 正統派ではない釣り方なので、
 遠方の河口湖の大会の表彰式でも、
 名前を呼ばれずに電撃ランデンディングの人と呼ばれ、
 冷やかされました。
 背格好の似た関西のトッププロの「電撃フッキング」を
 もじったものです。
 
 今でも、よく乗る明石方面の船で、
 大型の真鯛でもチャリコのように巻き上げるので、
 あの人の真似はしないようにと冷やかされます。
 強引なやり取りでも、例えタイラバでも、
 フッキング後に魚をバラらすことは、
 滅多にありません。
 
 
<重いです>
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やり取りのあいだ、
船長がラインに継ぎ目があることに気づき、
カツオ用のライトタックルであることを告げると
「ありゃー」と、あきれられました。
 
1回目に船べり5mまでよってきたときに、
カンヌキの良いところに針が掛かっていたのを
確認していたので、
針はずれでバラす心配がなく、
思った通りにやり取りができました。
 
最後に、
いつものようにグルグルと回りだしたあとも、
少し下でたっぷり回してから、
弱ったところで首を出させて、
水面で一呼吸させまた回しましたので、
余裕を持ってギャフ入れをしてもらうことができました。
 
船上に上げた後は、歳のせいか、へこたれってしまい、
重くて持ち上がらず、ズルズルとひこづりました。
 
 
 
<ようやく足の上で記念撮影>
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記念撮影用に足の上に持ち上げましたが、
力がなくなっており、
3人がかりで手伝ってもらいました。
同船者の皆様、ありがとうございました。
 
振休がたまっていたので、
無理して2日間消化して、
平日の条件の良い日を選んで釣行した甲斐がありました。
 
明日も休みです。
昨年のキハダマグロは、
翌日が横浜で食べることは家族に託しました。
今回は大阪で刺身を食べることができます。
 
 
 
<トリヤマ>
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その後、
大トリヤマの下でキハダの50Kg級が
ボイルしていましたが、
どの船もヒットに至りませんでした。
 
私のルアーもマグロのオデコにあたるほどのところに
2回投げ込みましたが、
見向きもされませんでした。
 
使用ルアーはもちろんシーバスハンター13Fです。
 
 
 
<ツインパワー破損>
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先ほど釣ったときのリールの足が折れました。
 
これで6回目か7回目です。
このリールはとにかく、
よく足の同じところが折れます。
 
ジギング時の巻上げと魚とのやり取りが、
普通の人より激しすぎるので、
ひびが入るのですが、
マグロのヒット中でなくて良かったです。
 
 
<夕凪>
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波は予想通りに後半ないできて、
とうとうべたなぎになりました。
 
夕日も水平線に沈むまで、
水平線に雲ひとつなく、きれいに見えました。
 
 
 
<日没>
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完全に日没です。
まだ釣っていますが、海にも竿にも異常はありません。
 
 
 
<検量と記念撮影>
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帰港後、同船者の方々と記念撮影しました。
他に1名トローリングで、
カツオを釣られた方がおられました。
 
マグロ類は胴の太さがすごいので、
長さだけでなく、
太さでも80Lのクーラーに入り切りません。
 
港で、内臓とエラをとって、
頭と尻尾を切り話して、
なんとかクーラーに押し込みました。
 
血まみれになり、へとへとになりました。