2021年07月31日 キハダマグロ(46Kg)

<釣り日和(と言うより暑すぎ)>

00:00 起床

00:30 出発

04:00 到着(約210Km高速使わず)

05:00 集合

05:15 出船 

07:30 2番パヤオ到着

到着時、付近はカツオのシラスナブラで、

トリヤマが発生中。

キハダマグロの単発ボイルが、

パヤオから離れたところに遠望される好条件。

 

09:00頃、3流し目の途中、

パヤオまで100mくらいに最接近のところを通過中、

カツオのシラスナブラにキャストが十分に届く距離。

 

ヒジが壊れていて、

普段は50mほどしかキャストしないところ、

好条件のため手首を使って60mほどキャストし、

シラスナブラを10mほど超えたところに着水。

いつものように着水後すぐに激しく水しぶきを上げて、

ルアーを引くと、

5mほど動かしたところで吸い込むバイト。

 

魚体が見えないバイトであるものの重量感があり、

8Kg以上にセットしているドラグが激しく引き出され、

カツオではなくマグロと確信。

 

10mほど走られてダッシュ力が落ちたところで、

全身で5回ほど合わせフッキングが決まる。

 

ギンバルを使わず10mほど腕ポンピングで強引に寄せ、

ラインが真下を向いたところで、

更に5回、ロッドを折るイメージで全力でフッキング。

 

ここでドラグを少し強め、

更に30mほど強引に腕ポンピングで寄せると、

水深15mくらいに魚体が確認でき、

良型のキハダマグロであることが確認できた。

 

そのまま残り7mくらいまで寄せ、

あと3巻きほどでモリ打ちできる状態で、

船長にモリのお願いを叫ぶも、

別の人がカツオを寄せるのに手間取っていて、

船長はカツオ用にネットを持ち待っている状態で

モリはまだ用意されていない。

 

ここまでで恐らくヒットから5分程度。

キハダマグロが横を向いて小さい旋回態となり、

一安心して1分くらい耐えていたが、

自分の体力が落ち魚へのプレッシャーが弱まった瞬間に、

キハダマグロが猛ダッシュ

 

耐えきれずにドラグをわずかに緩めたところ、

50mほどなすすべもなく引き出された。

その後は真下でマグロ旋回に入るも、

10m~20m巻いては、同じくらい出される状態となる。

 

<旋回するマグロ>

(同船の方がスイッチ入れていなかった、

 かごに放置していたGoProで撮影くださいました。

 ありがとうございました。)

 

ヒット後20分ほど経過しあと20mまで寄せ、

マグロがぐるぐると反時計回りに旋回するのが、

見える状態となる。

 

船長からラインがこすれるのでギンバルを使用せず、

このまま腕で寄せるようにアドバイスをもらうも、

ラインを出されなくすることが精いっぱいとなり、

寄ってこなくなる。

 

このままでは体力の限界がすぐにくると自覚し、

一気にカタをつけようと強引に腕でポンピングを開始。

あと10m少しのところまで一気に寄せる。

ここで腰に痛みが走り、身体が固まり、

顔から汗が一気にでてポタポタ落ち、

ロッドを落とさないことで精いっぱいとなる。

要するにギックリ腰が発生。

 

不本意ながらドラグを少しゆるめると、

ラインがズルズル、ズルズルと引き出される。

もうこれまでと、

周囲の人にロッドを交代していただき退場となる。

 

<同船の方が格闘中>

結局船長を含め5名の方に順番で交代いただき、

魚が見えたり見えなくなったりする20m~30mのところで、ラインが出たり入ったの膠着状態が続く。

 

<船長も参戦>

船長にも参戦していただきました。

腰が痛く、船べりに寄りかかりながら魚を眺める状態は、

本当に皆さんに申し訳なかったです。

 

<ようやくモリ突き>

交代後、40分ほどかかり、ようやくランディングとなりました。

最後の20分ほどを担当された方は体力があり、

馴れない左ハンドルでギンバルなしで上げていただきました。

本当にありがとうございました。

 

※この方は、終了間際にメバチマグロをエビングを

 30分ほどのファイトの末、ランディングされました。

 短いロッドであったことを差し引いても、

 キハダとの引っ張り合いの後、

 56Kgのメバチを釣りあげたことには脱帽です。

 

<リアフックがカンヌキにフッキング>

リアフックがカンヌキを貫いていました。

 

<マットの上に移動>

マットの上へ同船の方がの移動してくれました。

本当にありがとうございました。

 

<全体の姿>

モリを抜いて、落ち着きました。

 

<拡大>

海水で洗ってます。

 

<ハラワタ除去>

船長がエラとハラワタをとってくれます。

 

<記念撮影>

自力では無理で、何とか足の上に乗せてもらい、

記念撮影しました。

 

<手伝っていただいた方々>

同船の4名と船長に格闘していただき、

マグロを船上に上げていただきました。

本当にありがとうございました。

 

その後は腰が痛く、

船の上を横になったりしてフラフラとしていました。

 

11:30頃、隣の船の下にシラスが入り、

その船の360度でボイルが発生。

(帰宅後HPをみると、

 マグロやカツオをネットですくったとのこと)

 

次の流しで右舷に、

20~30Kgのキハダマグロのナブラが発生。

3名がキャストすると全員がヒット。

残念ながら2名はバレてしまい、

25Kgが1本上がったのみでました。

 

直後に船の左舷にシラスがついて、

水面が真っ白になる。

 

皆が右舷で釣りをしている中、

自分は釣りしていないので左舷で水面を見ていると、

足元を何十匹というキハダマグロが真っ白に沸き立つ中、

足元からすごい勢いで突き上げ、

泳いでいく豪快な姿がみえました。

確かに白く泡立つ海水にランディングネットを入れれば、

体力があればすくえたと思います。

 

一生忘れられないような光景で、

GoPROで撮影していればと悔やまれるのですが、

その時は腰が痛く、撮影する気力が残ってませんでした。

 

ナブラがすごいので、なんとなく1投してみると、

着水後1アクションで水柱が上がり、

ひったくられるようなバイト。

合わせずボーとリールを巻いていると、

バレてしまいました。

フッキングしていれば迷惑をかけるところで、

バレてよかったです。

 

13:20の最後の流しで、

午前中にランでキングをしていただいた方のエビングに

56Kgのメバチマグロがヒット。

このサイズのメバチマグロは初めて見ました。

とても大きなおなかで、丸々としていました。

 

<帰港後>

帰港後、本日の釣果が並べられました。

 

<本日の釣果>

メバチマグロが立派で、

キハダマグロが小さく見えます。

 

この後、計量して、手伝っていただいたか方々に

マグロの身をブロックにして渡しました。

 

何とか車に乗せ、腰痛で汗をかきながら、

奈良の爺婆の家にもマグロをおいて、

23:00過ぎに帰宅しました。

 

翌々日、夏休み中の彩が友達を家に招き、

マグロ食べ放題を催したところ、

たくさん食べて大好評だったそうです。

(私は会社へ出勤)

 

<ヒットルアー>

いつものローデットF140です。

カツオメインで2/0フックのをキャストしたので、

フロントフックが延びていました。

 

<リアフックは折れてました>

カンヌキをフックが2本貫いていましたが、

1本はカンヌキの中で折れていました。

フロントもリアもエクストラヘビーの極太だったのですが、マグロには3/0以上が必須であることを改めて実感しました。

 

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ロッド:MCワークス 825CR
リール:08ステラ 18000HG
ライン:PE6号
リーダ:ナイロン35号(130LB)
ルアー:ローデット140F
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