2019年08月03日 キハダマグロ58.3Kg
<58.3Kg>
大きなキハダマグロが釣れました。
165cm、58.3Kgでした。
<夜明け>
五ヶ所湾からキハダマグロの乗合船で
4:00過ぎに出船しました。
<釣れました>
6:30頃から釣りを始めました。
遠くにキハダは単発ではねているだけで、
キャストチャンスがない状況が続きました。
08:00頃、
ソナーに反応があるところで船を止めていると、
左舷前方20mくらいで、
大型が数匹ボイルしました。
一呼吸おいて、
10mほど奥へ放り込み、
ボイルの中でダイブさせ気味に寄せてくると、
ブツブツブツという重みのないアタリが出ました。
急いでリールでラインを巻き取り、
重みが乗ったところで、
全身で3回、渾身の合わせを入れました。
船中4名で、全員がキャストし、
3バイトでしたが、
私のみ、フッキングしました。
<ヘロヘロ>
キハダマグロが、
一気に走ろうとしましたが、
20mほどラインが出たところで、
ドラグを締めて、ラインが出るのを耐えました。
10分ほど、ギンバルなし腕のみで、
マグロが走るのを止めたところ、
体力を一気に使ってしまいました。
走るのを止めたものの、
地球を掛けているような重みで、
30Kgクラスとは明らかに違う重さでした。
15分ほど経過してところで、
自力では無理と悟り、
同船の方々に助けてもらいました。
<海水で洗浄中>
ロッドを2名に支えてもらい、
私はリールを巻くのですが、
リールのハンドルを巻くことができず、
リールのローラーを手で直接まわし、
ゆっくりとラインを回収しました。
腰痛と腕力の限界でした。
マグロが回転し始めても、
魚体は横を向かず、立ったままで泳ぎ、
ずっと元気でした。
あと5mほど巻けばモリ打ちの段階でも、
マグロは腹を見せず、すごい力で普通に泳ぎ、
なかなか寄りません。
最後は強引に寄せて、モリを打ってもらいました。
モリが打たれると、
体力の限界でへたり込んでしまいました。
<魚体がきれいになりました>
魚体を船上に上げると、
フックは頬っぺたに外掛かりしていました。
道理でよく引くはずです。
私がマグロの上にのっかって、
動きを止めているところで、
船長が脳に棒を入れて昇天させます。
60Kgくらいかと思いましたが、
皆は40Kg後半というので、
自分の体力が落ちたので大きく感じたのかと、
その時は思いました。
<写真撮影>
魚を膝の上に上げて、
写真撮影となりました。
体力や握力が残っていなく、
魚がツルツルと滑るので、
同船の方々に支えてもらいました。
<ようやく撮影>
ようやく撮影です。
同船の方にお願いして、
スマホで様子を撮影してもらいました。
<血抜き、わたぬき>
船長が血抜き、わたぬきをしてくれます。
<えら抜き>
エラをとっています。
<でかいエラ>
エラがとてもでかいです。
<たまご>
おなかからはみ出ているのは卵巣です。
卵巣はとても大きく、
2対で3Kgのカツオより大きいです。
<胃の中からペンペンシイラ>
胃の中から顔を出したのは、
50cmくらいの、シイラでした。
食べているエサもでかいです。
<わたは海へ>
大量のはらわたは海に返します。
<血の洗浄>
わたを取り終え、海水でおなかの中を洗います。
<表面洗浄>
血を洗い流しました。
<氷漬け>
大きな保管庫内の氷に海水を混ぜて、
マグロを海水氷に漬けます。
<武勲のルアーはダイワの量産品>
ルアー:ダイワ ドラドスライダーHIRAMSA TUNE
(18F-56g)
ロッド:シマノ ブルーフィンツナS86M
(30-120g、4-8号)
リール:09’ツインパワー12000HG
ライン:PE6号
リーダ:ナイロン100LB
<浜名湖沖>
その後、船はマグロを追って、
更にどんどん東進し、浜名湖の沖まで来ました。
<鳥山>
トリヤマの下でキハダマグロが、
ちらちらはねています。
既に1匹のマグロで体力を使い果たしたので、
ほとんどキャストせず、
同船者の釣りを眺めていました。
<ベタナギ>
結局、船中ヒットなく、帰路につきました。
<検量>
帰港後、検量しました。
大きな発砲スチロールの箱を4000円で購入し、
マグロを入れました。
氷を足すと100Kgほどあり、
体力を使い果たしているので、
自動車に乗せるのもヘトヘトになりました。
船長、同船者の皆さま、
ありがとうございました。
その後、いつものように下道で、
大阪へ帰りました。
マグロは翌日に魚屋さんへお願いすることにして、
帰宅後、一晩、車に積みっぱなしにしました。