2020年12月19日 キハダマグロ25Kg
<釣れました>
前日の天気予報では強力な冬型で、
前日はビンナガマグロが良く釣れている。
多くの船が翌日の出船を見送っていたものの、
船長からの確認の電話には、荒れは気にしないので、
他の人が出るのなら喜んで釣りをする旨を伝える。
予約7名中2名がキャンセルし、
3名組と我々2名で出船。
釣り座は、大揺れも覚悟で選手を選択。
01:00 起床
02:15 長原集合
04:40 三重県五ケ所湾到着
05:30 出港(途中で氷を買いに寄り道)
06:50 ビンナガポイントに到着 アタリなし
07:30 熊野沖へ移動開始
最初のビンチョウマグロのポイントでは、
鳥が高い位置で旋回していたり、
20羽ほどが固まってトリヤマになるなど良い雰囲気。
1流しするも当たりなく、
2日前にキャスティングでキハダマグロが好調だった、
3番パヤオを目指して移動。
この船は移動が多く、釣る時間が短いです。
<3番パヤオ>
09:30 3番パヤオへ到着。
風はそれほど強くなく、
キハダが単発でボイルしているのが時々見られる
好条件。
船長がソナーでキハダを確認し、
痛めている右ひじをいたわりながらキャストし、
30分間頑張るもバイトなく、
ジギングに切り替える。
10:00 水深100m付近で、同行のS君に強烈な当たり。
キハダと思われ、途中で上を向いいたようで、
あと40mほどまで順調にポンピングするも、
50mほど一気に走られ、
その後は一進一退を繰り返しながら、
徐々にラインを引き出される状態。
10:15 3号ラインがずぶん引き出されたため、
魚を止めようとドラグを強めたところ、
ラインブレーク。
ヒットルアーはあいや~の240g。
10:30 魚探反応は50~80mのところ、
いつものように最初にラインを180m出して、
得意の下向きの強引なワンピッチジャークで、
50mほど巻き上げると、
推定110~120mくらいでヒット。
最初はとにかくアワセ優先で、
ロッドを折るような気持ちで、
糸を巻いたタイミングで強引フッキングを入れる。
魚が止まるとさらに合わせを入れ、
最初の2分ほどで10回ほど合わせを入れ直し、
これでバレたら身切れと納得するほど
合わせを入れ、やり取りを開始。
3号ラインで、魚のサイズが不明で、
S君のラインブレークを見た直後でもあり、
以降は慎重にドラグ調整をおこなう。
最初30mほど引き出され、
その後はハンドドラグでポンピングを行う。
20分ほどかけて、残り50mまで巻き上げるも、
その後ズルズルと70mほど引き出されて、
120mくらいで一進一退となる。
魚が少し弱ったところで、
船首の上下動とポンピングを組み合わせて、
少しづつ巻き上げると残り40~60mのところで、
行き来して上がってこない状態となる。
しびれを切らし、ハンドドラグで一気に上げると、
残り20mとなり魚体が見え始めたところで、
ラインを張った状態で船から真横方向の水面に走る。
ギラギラと魚体を見せながら、
水面近くを反時計回りに船を一周し、
その間に50mほどラインを出される。
もう1度船首で一気にポンピングで巻き上げると、
魚体が完全に見える状態になる。
30Kgはないものの、
ネットインに失敗するとめんどうなため、
船長にモリを依頼する。
最後に反時計回りに10回ほど船首で回し、
モリが頭に決まってランディング成功。
<モリが貫通>
11:40 ランディング。
3号ラインに1500番のリールで、
魚体小さかったのに1時間10分も
かかってしまったことは、反省点。
画像ではわかりにくいが、
リアフックがカンヌキの少し内側から外へ、
ガッチリと掛かっている。
<魚の処理>
船長が、内臓とエラワタを処理し、
魚を氷の入った保管庫にしまいます。
<記念撮影>
小型ですが、なんとかダッコ恰好にして、
記念撮影しました。
<ひっさげサイズ瞬殺>
10:50 私がキハダマグロをやり取りしている間に、
魚探に好反応が入り船長がアナウンス。
その直後に10KgサイズのキハダがS君にヒット。
このサイズは瞬殺で、すぐにランディング。
この画像の後方は、
マグロとやり取りを楽しむ私です。
その後は魚を釣って満足したのと、
いっぱつ大物を夢見てジギングを遠慮して、
キャスティングを繰り返しましたが、
誰にもバイトはありませんでした。
<帰路>
12:30に他の2隻とともに撤収。
釣り中は、予報の12m/sを超すような風は吹かず、
8m/s程度のかぜでした。
帰港時は大荒れで波頭が崩れ、
潮飛沫が風で舞い上がる突風状態の向かい風となり、
かなり遠いポイントであったこともあり、
帰港に3時間45分かかりました。
ビンナガの料金で5名で遠出してもらい、
釣る時間は短かったのですが、
良い釣果に恵まれました。
もう1組の3名の乗客は釣りに慣れていなかった様子で、
小さなカツヲを釣っていましたが、
マグロ類は難しそうな感じでした。
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ロッド:ゼスタ スローエモーション632
リール:17オシアジガー1500HG
ライン:PE3号
リーダ:20号
ルアー:あいや~ロング 220g オールシルバー
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<ピッタリ>
帰港後マグロを検量すると、エラ・ワタ除きで22Kg。
推定25Kgでした。
大型発砲スチロールの箱にすっぽり入る小型でした。