2008年08月10日 明石でマダイ82cm ( タイラバ ) ★竿かしら★




明石にカブラでマダイ釣りにいきました。
「よねっち」さん、「のり♪」さん、y村さんのメンバです。

泉南と違って、甲殻類をメインベイトにしているのでこじんまりとしたシルエットに実績があるという

船長の言葉をなめていて、前半無駄に過ごしました。
後半は船頭の自作カブラを譲ってもらい、ピックアップの最中でしたが、82cmがきました。

自己2番目のマダイのサイズで、2匹目の80upとなりました。


他にもあたりやバラシが退屈しない程度にありました。
マダイの難しい時間帯は大アジ大サバで1流し1本つれました。

朝5時出船で18:30帰港、移動時間もほとんどなしで、釣れない時間がないように少しづつ潮にあわせて移動します。

船長にトーナメントの経験はないようでしたが、移動タイミングや他船のやり過ごし方は、トーナメンターのやり方でした。

体力的に相当ハードな釣りでした。カブラでなく、ジギングなら、今の体力ではとても無理だったと思いますがタイカブラなら大丈夫です。

かつて、5時に出て、インターラーケンが明かりをともして走ってくる20:00まで琵琶湖に浮いていた若かりし頃を思い出しました。



日曜日にしか出船しない変わった釣り船ですが、これまでで初めてルアー釣りを理解している船頭にあたり、大満足でした。

一つ難点を挙げると、船を流れより前に出す傾向です。

糸鳴りの原因となり、ダグハノン氏が「ビッグバス」で記載の通り、ルアー釣りでは戒めるべき点です。

これは、釣り人のルアー操作でもある程度操作できるので、ひどくなければ解消可能です。



以下、個人的な考えです。
これまでの乗合船での主な不満は、

①魚探に魚が写っていないと釣れないと勘違いしている
②10匹いるポイントより食い気のある1匹を狙うというルアーの鉄則を理解していない
③実績のポイントにて潮が良くなるまで待つ
 →バスのタイダルパターンの通り、釣れるポイントは潮の入り
  具合とともに変化するので、潮にあわせて食い気のある
  ポイントを次々に移動しないと、1潮1回しか地合いがやってこない
④釣れているときは絶対に移動しない
 → これがどこに行っても多い。

  釣れているときに他が気になって移動して地合いをはずす。

  Batnetメンバなら絶対にやらない。

  「隣の芝が青く見える」経験の浅い人の典型。
⑤釣れていないときも闇雲に移動しない
 →意味があって移動しないと、地合いを逃す
 →これもどこに行っても多い。

  釣れないと移動や魚探かけといった無駄な時間を費やし、釣る時間が短くなり面白くないし釣れない。
  確率の高いポイントで腰を落ち着けてねばるのが正解。
  Batnetメンバならこんな初歩的なミスは絶対にやらない

軽重はありますが、この船は①~⑤の全てをクリアしてました。
ほとんどの釣り船は、海の操船では素人の私が見ても、①~⑤の多くをはずしてます。

今回は特に②③はハードボトムの周囲より少し浅い瀬(船長は天然の漁礁といってましたが、魚探からみると逆層断層の露出箇所。)を中心にラインや潮加減を見て少しづつずらしながらまわっており、とても気持ちが良かったです。


普段のクセからどうしても山たてしながら釣りをしてますのでわかってしまうのですが、10mくらいづつラインをずらすのことを何も言わずにおこなっていることは好感が持てました。また他の船とラインを微妙にずらして流すことなど、バスでは流れのあると沖では基本ですが、海では漫然と同じラインに重ねる船がほとんどですので、普段は私の理解する基本と違う操船が気になってしょうがないのですが、今回は少しづつずらしており非常に好感をもてました。

今回の船は、これらの基本ができているので、私の知らないメソッドもきっといくつも持っていと思われ、釣りに対する向上心や努力がきっとあるでしょうから信頼して釣りができました。


船長は終始ハイテンションでマニアックです。
マニアックな大漁さんやN社長、「あっきー」社長も是非一度お勧めです。

マダイは10月までやっているとことで、昨年もコンスタントに釣ってます。
私が進めるので間違いはないです。

8/24に「にしっかわ」さんといってきます。

画像のバックは明石大橋です。