2012年01月28日 小豆島(少しコツを解説と操船への苦言)


小豆島のマダイは終了間際に当たりが1回あったのみで、それもハリ掛かりしませんでした。唯一釣れたのは、小ガシラ1匹のみで、リリースしたので、お土産もなしでした。
船中8名で9匹の貧果でしたが、完敗でした。
合格祝いのニラミ鯛がとれませんでした。

船長の操船と私の釣りの基本とが違っていて、今回はタフコンディションに加えて、気持ちを集中して釣りができなかったことが敗因でした。

私の釣りの基本の中に、糸を鳴らさない(水の中を道糸に横方向に圧力がかかり、水を切り裂くように横方向に引かない(※ダグ・ハノンも魚へのアプローチで特に強調しています))というのが、どの釣りでも基本の大きな部分を占めます。

50%以上の確率で竿かしらをとるのは、この基本にあわせるよう努力していることと、動きが合う船を選んでいることが一番大きいです。
バス釣りで大船団の中で、同じようなルアーで釣り勝には、このコツが大きく関係することがあります。
もちろん他にもいろいろありますが秘密です。


また、ルアーは魚と正対させない(できるだけ、流れの方向を向いている魚と同じ向きに動かす)、流れの中では魚へはラインから接近させない(胴付やカブラなどは、ルアーから接近するようアプローチさせ、道糸のラインから口に当たりに行くようには動かさない)が何の釣りでも共通して常に気をつけているのです。

が、今回、ボートが流れより早く前へ前へ動くとどれも対処できませんでした。2つくらいが違っているのであれば何とか対処して釣りができるのですが、3つとも駄目ですと、ルアーを動かすイメージが崩れ、まともに釣りができませんでした。

この手の釣りでは、流れよりも遅く進むように操船する漁師船の方が私には向いているかもしれません。
年配の船が良く釣るのはだいたいこの動きをしている艇です。