2021年05月30日 タイラバ2枚(日本海)フグに指をかまれて流血
<1匹目はシマフグ>
5/29(土)、
五ケ所湾からキハダマグロのキャスティングを
予定していたものの、波浪で中止。
日本海のいつものタイラバ船に電話すると、
5/29(土)はいっぱいで、5/30(日)に空きがあり、
急遽予約。
当日は、東向き1.2~1.5ノットの潮、晴れ、
西風微風→無風→北西風2-3mの好条件。
釣り座はクジ運悪く、後ろから5人目、前から4人目の胴、
偶然、高校からの釣友Yの釣り仲間のFさんが、
2つ隣で同船。
朝からトリヤマやボイルが多く、
1名がキャスティングでブリ1を1本獲った。
自分の飛び道具があれば、
確実に釣れそうなボイルが射程内で発生。
道具を持ってこなかったことが悔やまれた。
午後船内では5枚マダイが上がったものの、
自分はアタリなし。
13:00頃、シマフグが釣れる。
首の骨を落とし、仕掛けを整備中、
手をついたところ左手小指がフグの口に入り、
指が変形するほどの力でかまれた。
手にフグをぶら下げて、ペンチを取りに行き、
口をこじ開けたが、指から血がボタボタと滴り落ちる。
血で傷口を洗い流したのを確認し、
止血点を強く押さえ、止血は短時間で成功した。
かなり傷で、釣りの続行は難しいかと思われたが、
止血できたので釣りを再開してしまった。
<マダイ1枚目55cm>
釣りを再開した14:30直後、
底から15m巻き上げたところの明確な当たりで、
真鯛がヒット。
ラインが張っているため、
ロッドを下から上にシャクリ上げて強力にフッキング。
更に5回ほど強くフッキングして、
まずバレないと確信してやり取りを開始。
最初から、ドラグを締め気味に、
強引にやり取りしていると、
左手小指から血がボタボタと流れ出した。
魚を上げてから止血を試みるも、
傷口が変形もあり、完全な止血は難しい状態。
終了時刻まで1時間強のため、
止血点を押さえながら釣りをすることにした。
<2枚目73cm>
終了まであと1時間、
誰も釣れていないものの潮が重くなり地合いに感じられ、
床にポタポタと血が落ちる中、釣りを継続。
15:30頃、底の1m手前でいったん落下を止め、
ロッドをゆっくりと倒してタイラバを着底させると、
着底と同時にバイト。
リールのハンドルを2巻きしてラインスラックをとって、
ロッドを立てながらさらにリールを巻いて、
ロッドを折るような勢いでフッキング。
タイラバの基本ではありえないあわせで、
船長があきれている中、更に5回ほど強力にフッキング。
ラインが200m以上出ていること、
血が結構流れ出したこと、
フッキングがしっかり決まった手ごたえであること、
魚が良く引いてサイズもまずまずであること、
潮がよく効いていて魚が寄りにくいことから、
ドラグを緩めて時間をかけてゆっくりと巻き上げ、
15分ほどかけて無事ランディング。
73cmのタマゴをたくさん持った、
きれいなメスであった。
結局、船中8名でマダイが7枚、
船中の最後の2枚を上げて、
竿頭2枚2名に入ることができた。
Fさんは1枚バラシたのみであった。
ワークのみの独特の仕掛けで、
今後の参考にさせていただいた。
<指の傷>
16:00に沖あがりとなり、
よやく止血して、帰港までひと眠りできた。
<拡大>
帰宅時、車の運転中に血が出て、再度止血した。
画像ではわかりにくいですが、
皮膚の下の肉がグチャとなってます。