2011年03月11日 地震


地震がおきました。
新大阪の15階にいましたが、長期振動でかなり揺れました。
ネットで震源地がわかり、関東の物流がマヒすると直感しました。システムの会社なので週末にかけていろいろと対応が必要と考え、揺れが収まった直後に、東京の事務所に連絡して、金庫を開けて近くのコンビニのチョコレートやパンを買い占めるように指示しました。あわせて、事務室のそばのホテルを押さえるように指示しました。私の指示を理解できなかったようで、初動が遅く、食料はその後いくらかは買えたようですが、ホテルは16時ころに予約しようとしたところ、5部屋くらいしか押さえることがでなかったです。しかも数日は最低でも押さえろといったのに1泊しか予約していませんでした。
結果、出張者は大阪に帰ることもできず泊まるところがなく、帰宅困難な人やシステム対応で会社に残る人ももあわせて、多くの人が事務室泊りとなりました。

通常とは違う危機に対して、どうでもよいことに時間を割いて、通常の対応をしようとする人ばかりで、平和ボケしている日本人の典型をみたような気がしました。

揺れている最中に、株を売り抜けようとしましたが、インターネットも携帯もつながらないまま15時になってしまいました。その時はかなり痛恨でしたが、地震直後はこんなにも被害があるとは思っておらず、後になってみると、被災した人のことを考えると、たいしたことではありませんでした。

その後、徐々に入ってくる情報や地震津波の映像などをみて、被害の大きさ、自然の力の大きさに胸を打たれました。

亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被災された方の復興を祈念します。被災地や日本の復興に、自分にできる範囲のことにはなりますが、少しづつでも、貢献できればと考えます。

※画像は地震とは関係ないですが、地震直後の新大阪のビルの15階からみた景色です。
虹が地面から地面へつながっていました。